未来の自分を支える言葉を持つことの大切さ
先日、やっと東京都の都知事選挙が終わり、小池百合子さんが知事になりました。
知事に当選した小池さんの話す姿を見るにつけ、昔テレビでキャスターとして活躍していた人が、政治の世界に入って、これほどまでに的確で、そつがなく、自信に満ちた話しができるようになったのは、もともとその人が持っている素質と経験とがうまく織りなされた結果ではないかと思うのです。
そのあたりの話は直接本人に聞くことは難しいと思いますが、以前にNHKの「探検バクモン」という番組だと思うのですが、爆笑問題の太田さんと田中さんが、小池さんの国会の事務所を訪ねてインタビューをしたことがありました。
その時にも、太田さんや田中さんの突っ込みにも、余裕で答えていたので、やはりこの人は政治家としての器量がそなわっているなと思いました。
一昨日、小池都知事が誕生して、最初の記者会見が開かれ、その中のスピーチの最後に大西洋無着陸横断飛行で知られるリンドバーク氏の奥さんであり、作家としても知られる、アン・モロー・リンドバーグさんの名言を引き合いに出されました。
「成長や改革 変化の中にこそ 本当の安定があるのです。」
という言葉です。
止まっていることが安定ではなく、成長・改革・変化をしていることが、本当の安定だという意味だと思います。
小池知事のこれからの都政にかける気持ちを表している言葉だと思いました。
(横浜わが街シリーズ リンディ夫妻の喜びより写真引用)
同時に、私達も生きる上や、仕事をする上で、心の中に強く感じる言葉(名言)を持つことが、もしかしたら未来の自分に向かってエールを送ることになるのかもしれないと思いました。
その言葉は、単に「いい言葉」というより、その時点での自分に「最適な言葉」でいいのかもしれません。
そういう言葉を心に刻むことで、自分の中に自信が生まれ、負けない自分を作っていけるのではないかと思うのです。
このような話の流れの中で、私自身も名言をいくつか探してみましたので紹介させていただきます。
分析心理学の祖といわれる「フロイト」の言葉です。
「あなたが向き合わなかった問題は、いずれ運命として出会うことになる。」
「他人に対して感じる”いらだち”や”不快感”は、自分がどんな人間なのかを教えてくれる。」
「生きることには、意味があるとも言えるし、意味がないとも言える。私は両者の戦いの末に意味があるという結論にたどり着きたい。」
さて、いかがですか?
あなたもあなたに合った名言を探してみてください。
ヒューマン話し方教室 スタッフより