「Fake it till you become it !」
これは、「それが自分のものになるまで、そのふりをしなさい」という意味です。
本当は、そうはなっていない自分があるのに、そのふりをすることは、自分に嘘をついているんじゃないかという自分がいると思います。
しかし、それはそうじゃないのです。
この動画は、TEDというプレゼン番組の中でAmy Cuddyさんが、「Ideas worth spreading」というタイトルで話した内容です。
人生では小さな変化が、大きな結果を生み出すこともあるのです。
このプレゼンでは、「ふりをする」ことが無意味ではなく、「自分を変えることになる」ということを科学的に説明しています。
自分のアイデンティティーを否定されるようなことがあると、人は傷ついて自信を失っていきます。
そのような中から立ち上がって、次の一歩を踏み出すときには、どうすればいいのか?
頭の中を変えるためには、まずは体で表現することで、ホルモンバランスが変化して、いつの間にか別の自分に生まれ変わることができるのかもしれません。
このスピーチの中で出てくる言葉に、「自分はここにいる人間じゃない」という言葉があります。
自信を失うと、どこにいても自分の居場所はここじゃないと考えてしまうのかもしれません。
しかし、「なりたい自分」と「なっていない自分」を比較するより、「なりたい自分」のふりをし続けることが、実は「なりたい自分」になれる最大の方法であるということを演者は言いたいのだと思います。
ヒューマン話し方教室の「アイデンティティトレーニング」は、まさにそのようなトレーニングができる場所です。
ヒューマン話し方教室 スタッフより