先日、「スティーブ・ジョブズのプレゼン術」という本を購入しました。
プレゼンに関する本はたくさん出版されていますが、世界的に有名な人物である「スティーブ・ジョブズ」のプレゼンは、未だに伝説として語りつがれています。
商品を宣伝するプレゼンを行う人だけでなく、一般のプレゼンを行う人にとっても興味深い本だと思いました。
今週、2014年12月8日に、青色LEDの功績によってノーベル賞を受賞した名古屋大学の天野浩教授ら日本人3人による記念講演が、ストックホルム大学で行われました。
世界的に注目される中での講演は、おそらくとても緊張されたのではないかと思います。
今回、天野教授がスエーデンのストックホルムに到着した時に、報道陣の方から記念講演のことを聞かれたときに、「パワーポイントでスライドだけは作ったけど、話す内容についてはこれから考えます」といった言葉が印象的でした。
優秀な大学教授であっても、会社の中でプレゼンをする会社員であっても、今の時代はパソコンでスライドは簡単に作れるようになりました。しかし、話す内容については、パソコンで作ってくれるわけではなく、自分で考えるしかないのです。
「スティーブ・ジョブズのプレゼン術」という本を読むと、ジョブズが一般のプレゼンターとは全く違った考え方を持っていたことがわかります。
それは、「スライドを見ながら話す」のではなく、「話すことが主で、話の合間にスライドが入る」といった感覚です。
ジョブズが人の心に響くプレゼンをするために、並々ならぬ準備をして、何度も練習をしていたということは、おそらく誰も知らないことだと思います。
もちろん、アドリブも大切ですが、もしかしたらアドリブさえも、準備していたとしたら・・・
プレゼンをするということは、単なる報告や確認というものではなく、何かの目的を持って行うものであり、聞き手が満足する話をいかに提供できるかという点が大切なことだと思うのです。
いいプレゼンをするためには、必ず十分な準備が必要です。
もしあなたが話すことが苦手で、プレゼンすることに慣れていないとしたら、それはなおさらだと思います。
逆に言うならば、十分な準備と練習をしてプレゼンに臨むのであれば、苦手意識や不安は払拭されてくると思います。
あなたのプレゼンを何度もトレーニングすることができるのが、ヒューマン話し方教室の個人レッスンです。
ヒューマン話し方教室 スタッフより