昨日、歌謡曲を聴いて感じたこと

昨日、家に帰ってきてテレビをつけたらFNS歌謡祭という歌番組をやっていました。

日本の人気歌手がたくさん出ている番組だったので、久しぶりに聴いて懐かしい曲もたくさんありました。

といっても、家に帰ったのは夜の10時過ぎだったので、1時間程度しか見ることはできませんでした。

その中で、久しぶりに見て聴いたのが、浜崎あゆみさんの歌った「Seasons」という歌です。

このSeasonsの歌詞を引用させていただきます。

今年もひとつ季節が巡って
思い出はまた遠くなった
曖昧だった夢と現実の
境界線は濃くなった

それでもいつか君に話した
夢に嘘はひとつもなかった
La La-i

今日がとても楽しいと
明日もきっと楽しくて
そんな日々が続いてく
そう思っていたあの頃

繰り返してく毎日に少し
物足りなさを感じながら

不自然な時代のせいだよと
先回りして諦めていた
La La-i

今日がとても悲しくて
明日もしも泣いていても
そんな日々もあったねと
笑える日が来るだろう

幾度巡り巡りゆく
限りある季節の中に
僕らは今生きていて
そして何を見つけるだろう

この歌詞の中で心に残った部分は、

「不自然な時代のせいだよと先回りして諦めていた」と

「そんな日々もあったねと笑える日が来るだろう」という歌詞の部分です。

この歌詞を聴いて思い出したのは、中島みゆきさんの「時代」という歌でした。

続いて、「時代」という歌の歌詞も引用させていただきます。

今はこんなに悲しくて
涙もかれ果てて
もう二度と笑顔には なれそうもないけど

そんな時代もあったねと
いつか話せる日がくるわ
あんな時代もあったねと
きっと笑って話せるわ
だから 今日はくよくよしないで
今日の風に吹かれましょう

まわるまわるよ 時代はまわる
喜び悲しみくり返し
今日は別れた恋人たちも
生まれ変わって めぐりあうよ

旅を続ける人々は
いつか故郷に出会う日を
たとえ今夜は倒れても
きっと信じてドアを出る
たとえ今日は果てしもなく
冷たい雨が降っていても

めぐるめぐるよ 時代はめぐる
別れと出会いをくり返し
今日は倒れた旅人たちも
生まれ変って歩き出すよ

まわるまわるよ 時代はまわる
別れと出逢いをくり返し
今日は倒れた旅人たちも
生まれ変って歩き出すよ

今日は倒れた旅人たちも
生まれ変って歩き出すよ

この2つの歌詞には、とても同期する部分があって、心に残る言葉がちりばめられているなあと感じます。

多くの人々が時代の中で「喜び」や「悲しみ」を感じながら生きているけれど、

「そんな日々や時代もあったと、笑って話せるときがくる」と思って、

「今日を歩いて行こう」というメッセージがこめられていると思うのです。

 

自分が生きている時代を、同じように多くの人が生きていて、ある人にとってはいい時代だし、ある人にとっては悲しい時代かもしれませんが、そういう時代に生きるすべての人々の生きる力が時代を前に進めているんだなあと思います。

2015年もとうとう12月を迎えました。あと1か月の2015年を精一杯生きていこうと思います。

ヒューマン話し方教室 スタッフより