最近は、大学を出て一度は就職して正社員となったものの、数年働いてから会社を辞めてしまったという人がだんだん増えている時代になってきたようです。
長い不況の中で再就職で正社員になることは難しく、仕方なく派遣社員やパートとして長らく働いているという方も多いのではないでしょうか?
男性、女性に関わらず、再就職で希望の職につけるという人は、ほんの一握りで、安定した職業で一生を働けるというような時代ではなくなってきていると思います。
一方で長らく安定した職についていた人であっても、中高年になって退職し、独自の道を歩んでいる人も増えているように思います。
安定した職業でいつまでも働きたいという人もいれば、チャレンジして自分の可能性を広げたいという人もいると思います。
年齢や性別、正社員や派遣社員、給料の多さや少なさというような、多くの格差はあると思いますが、働いているということには何ら違いがあるわけではないのです。
人と比較しないで、自分の生き方をしっかりと見つめることで、あなたなりの次の一歩が見えてくるのではないかと思うのです。
先日、長年派遣社員をされている方と話す機会がありました。
派遣で働くことで、職場が変わったり、一緒に仕事をする人が変わったり、仕事の内容が変わったりと臨機応変に自分を適応していくことは、とてもストレスがかかることだと思います。
できれば、いつかは安定した職につきたいと考えている人が多いと思います。
しかし、日本では「働き方の多様化」に対応した「人間の教育」が十分に発達していないため、従来からの古いしきたりや、考え方に支配されている人が大勢いるようなのです。
どんな働き方をしていても、自分の職業に誇りを持って働けていれば、何ら問題はありません。
仕事に対する自信や誇りというものは、自分の力量やスキルだけで生まれるものではありません。
まわりの人との付き合いや、きちんとしたコミュニケーション、そして信頼関係などを日々培いながら仕事をしていくことが、その人の自信や誇りを深めてくれると思います。
そういう意味で、人に揉まれる経験を積むことが、その人自身を強くしていくと思います。
もし、あなたの心が委縮しているときには、是非ヒューマン話し方教室の門を叩いてください。
きっと、人生が変わると思います。
ヒューマン話し方教室 スタッフより