接客業のお仕事をされている方は、日々意識していることですが、お客様に対して笑顔で応対することはとても大切なことです。
しかし、忙しくて余裕がなかったり、自分の中でいやなことがあったときには、笑顔をつくることは簡単ではありません。
お店に行って、マニュアルどおりの笑顔や丁寧な話し方をされると、うれしい反面、本当にこの人は心で思っていることを話しているのだろうか?と思うこともあります。
日本では、諸外国と異なり、サービスマナーが徹底されており、お客としてお店に入ったときに不快になるということはありません。しかし、あまりにも形式的な言い方をされると、単に商売としてやっているだけではないかと勘繰りたくもなります。
心のこもっている言葉なのか、それとも心がこもっていない言葉なのか、という判別で一番大切なことはなんでしょうか?
それは、相手の目をしっかりと見て、言葉を発しているかどうかでわかります。
日本人は、相手の目を見るということを短時間しかできない民族だと思います。一方、外国の多くの人々は、日本人みたいに笑顔は少ないものの、じっと目を見て話すということを子供の頃から訓練されているように思います。
電車の中で、赤ちゃんや子供を見ていたら、相手もじっと見返してくるという経験をしたことがないでしょうか。子供のときは、必ず相手の顔をじっと見て話すことがあたりまえなのです。
ところが、大人になるにつれて、相手の顔や目を見ないで話すという習慣が次第についてきます。これは家族の中でもそのようになってくる傾向があります。
人の目と目が合ったときに、本当の会話が生まれます。
目があった瞬間にあえて笑顔をつくってみましょう。それが全くの他人であってもです。
そうすると、相手の顔がゆるんで、相手も笑顔になってくれます。
それが、私たち動物の本能的行動だからです。
ヒューマン話し方教室 スタッフより